全員・全種目の合格に感激!

 この記事は、ひとつ前(9月4日)の記事に続けて読んでください。

 先月(10月27日)、日本珠算連盟と日本商工会議所の主催する検定試験が行われ、私の教室から4名の生徒が珠算能力検定試験を受験(そのうち2名は暗算も受験)しました。その結果が11月11日に発表され、全員がすべての受験級に合格したのです。しかも、暗算を受験した1名は「満点」だったのです。この生徒はナント、9月4日の記事にある「不安で半べそ」だった子ですよ。珠算も高得点での合格でした。こんな感激があるでしょうか?

 ほかにも、試験当日の直前まで合格点が安定して取れない生徒が数名いました。この彼らも合格でした。

 逆に、練習では高得点だったのに本番のプレッシャーからか調子が振るわず、不安を残したまま結果発表の日を待ち続けた生徒もいましたが、なんとか合格することができたのです。この生徒の良かったところは、普段の練習でも「余った時間は確かめ算をする」との指導をまじめに実践し、最後までベストを尽くす習慣が身に付いていたことです。その結果として「不合格を回避」できたのですから、これは普段の練習態度を褒めてあげるべきところだと思います。

 生徒それぞれ、家庭に学校に、そして過去に、様々なドラマを抱えてのチャレンジでした。詳しく書くことはできませんが、そうしたドラマを背景に獲得した「合格」は、その言葉以上に輝きを放っているように私の目には映るのです。