そろばん力は一生もの

 私が5段を取ったのは小6(12才)のときでした。小2から始めて4年過ぎ、実に48年前のことです。以来、日常生活の中での簡単な計算で暗算力を使うことはあっても、珠算教育という職業として使うことはありませんでした。

 そんな私の「昔とった杵柄」は、多少の衰えはあっても現在でも通用する武器になっています。今の時代、計算力それだけで電卓やコンピュータに挑むのはナンセンスかもしれませんが、「衰えないチカラ」という意味では驚異的といっても良いのではないでしょうか?