令和6年6月から始めた小1女子ですが、約5ヶ月で珠算9級の合格点が取れるようになったので、試しに暗算に挑戦してみました。通常は、珠算6級の練習に進むタイミングで初めて暗算の練習を始めることにしているのですが、特にご要望がある場合には10~7級の暗算を行うことも可としています。この生徒の場合は、要望があったというよりはこれまでの進捗状況と今後の伸展性を見据えて講師の方から水を向けてみた訳ですが、本人は躊躇いながらも意欲も見せたので、感触を確かめる意味でやってみたのです。
そうしたら意外にも出来が良く、本人も「難しかったけど楽しかった」と、まんざらでもない様子でした。さらに感心したのは、その集中力と言い付けを守ったことです。約10分間、一瞬たりとも問題から目を逸らさず、身体も微動だにせず、12問を解いて11問の正解だったということです。そして、よくありがちなことなのですが、ついつい学校の算数のように足し引きしてしまう生徒がいるので、この生徒には講師から予め「頭の中にソロバンを想像して、珠を弾いて足し引きするように」と注意を与えていたのです。写真にあるとおり、絵に描かれたソロバンの弾を指でなぞっているのが解ります。そして前述の「難しかった」と言っているが証拠で、脳が珠を弾く映像を初体験したからなのです。脳が疲れた状況を小1なりの表現で「難しかった」と言っているのです。
本人も満足げで「またやりたい」と言ってくれました。
このことを保護者にも報告し、希望どおり練習させて良いのか意図伺いしたところ快く同意を
頂きましたので、今後、少しずつではありますが、暗算10~7級の練習を進めていきたいと思
います。
11月から、同じ時間に小1女子ふたりが来ています。
学校は違うのに同学年ということで意気投合、あっという間に仲良しになりました。
そして、常に共鳴し合って「カシマシイ」のです。(⇐良い意味です)
お互い相手の一挙一動が気になるようで、いつも横目(時々ガン見)でチラチラ。
それでも、ひとりは一足お先に(9カ月前)習い始めてるので一日の長があります。心に少しの余裕があり「見て見てオーラ」が溢れています。それに対してもうひとりは「わたしだって出来るもん、直ぐに追いつくからね」と頑張りを見せてくれます。それに触発されたのか最初の子が「掛け算やりた~い!」と言い出しました。「今だっ」と思いました。意欲が出た時がベスト・タイミングです。1年生ですから、これまでは敢えて避けつつタイミングを見計らっていましたが、この好機を逃したら明日には気持ちが変わってしまうかもしれないと思い、掛け算の練習に入りました。それを見た”ライバル”は「え~、いいなぁ~、わたしもやりた~い」と羨ましそう。横からチョイチョイ割り込んで来ます(笑)。ふたりは「仲良しライバル」になりそうです。硬く言えば切磋琢磨でしょうか?でも緊張感があるでもないので、この状態をどう表現したらよいのでしょう(笑) ただ、講師の私としては、とても嬉しく思っています。度が過ぎたときは注意しますが、今のところ練習の進行や技量向上に支障は出ていませんし、ガンバリ合戦での良い影響の方に期待が持てます。
11月からソロバンを始めた小学1年生の女の子です。練習の最初と最後の挨拶では、
大きな声で元気溌剌、教室が一気に明るい雰囲気になります。
ソロバンを触るのは初めてらしいのですが、もともと算数が好きなのか理解力が高く、初日から1玉・5玉の区別や桁(けた)と位(くらい)の概念も直ぐに理解できました。二日目には珠の読み取りと簡単な足し引きができたほどです。次回には「5」の補数が、次々回には「10」の補数(繰り上げ・繰り下げ)の練習に進むでしょう。実のところ、既に乗算に興味を示しているあたり、とてつもない逸材かもしれません(笑)
机の配列を「スクール形式」から「対面形式」に変更しました。
これまでは、「初心者に理解してもらう」ことに重点を置いていたため「講師と向き合う」のに適した方式を採用していました。当初はこれで良かったのですが、一点だけ課題があったのです。それは、「生徒同士の接点がない」ということです。
まだ人数が多くないため、3名1コマ、2名1コマ、1名4コマというクラス編成になっています。2名クラスは中3男子と小1女子なので学校、学年、性別の3点において「距離」があり、3名クラスは小5、小4、小1の女子ですが学校が異なるうえ経験の有無でスキルに「距離」があるのです。
こうした「距離」があるため、「一人で黙々と頑張る」半面、明るさ、ゆとり、息抜き、声掛け、おしゃべり、気配り、教え合う、といった「励み・励まし」「共感・共有」といった「お友だちと一緒にがんばって楽しい」という感覚がが少ないような感じがします。「黙々と頑張る」ことは「集中力の育成と発揮」に繋がる大切なことなので維持していきたいですが、それと同時に「明るく楽しく」も大切で、両者は相乗効果を生み出す関係なので、どちらも高めていきたいと思っています。
今回の対面形式の配列は、まだまだ端緒に過ぎず、現在は「はす向かいでの着席」や「空席を挟んでの着席」になる状況ですが、少しずつ改善し、様々な方策を講じてまいります。また、1名クラスが4コマあるので、こちらについても何らかの工夫を考えていきます。
令和6年9月から受講を開始した小学校6年生の男の子です。小6の算数ができているので
そろばんの基礎(初級)は半月でクリアし、現在は9・10級を練習しています。
練習の様子を見てると、吸収力がとても高く、好奇心も旺盛のため、あっという間に9級合格圏内に入ってきました。この調子で行けば来月初旬には8級の練習を始められる見込みです。
実は、今年2月から彼のお兄さんが受講しており、10月には6級の検定試験を受験すべく一所懸命がんばっています。その刺激を受けたのでしょうか....積極進取の気概が身体から溢れていて、この先が本当に楽しみな生徒です。
天神山そろばん教室を開講して最初の検定試験合格者です。
半年前に受講開始したとき既に珠算・暗算とも6級レベルの能力を有していたため、5級の練習を始めましたが、その4か月後には検定試験を受けられるレベルに達し、6月23日の検定試験で見事、珠算・暗算とも5級に合格しました。
それから約2か月経った8月現在、暗算は既に4級合格圏内にあり、珠算も間もなく合格圏に入る勢いです。次回検定試験(10月27日)までには安全合格圏に入るでしょう。
本人の意思を確認してとても驚いたのですが、暗算は3級にチェレンジしてみたいと言っているのです。講師の予想を超えた、すごく将来の楽しみな男の子です。
いつも「はい!」と溌剌した返事をしてくれる元気な女の子です。
1年生ですが吸収力が大きく、初心者用プリントを早期に終了し、9・10級に進みました。この級に上がると掛け算が始まりますが、基本的には学校で掛け算を習うころに合わせて練習を開始するようにしています。
「せめて九九だけでも」との思いから「お経」や「呪文」のような形で機械的な音読を始めたところ、この子は好奇心が旺盛で、掛け算について色々と質問してきます。
「九九ってどういう意味?」「どういうときに使うの?」「へぇ~、すごく便利!」
といった具合です。もしかしたら、間もなく掛け算の練習を始めるかもしれません。とても楽しみな生徒さんです。
この2名の女子は、もともと別の曜日の生徒ですが、その日は事情があって出席できないため、この日に振り替えた結果、めずらしく男女混合、学年も段級もバラバラの組み合わせになりました。珍しかったのでつい写真を撮りました。
当教室は、自己都合の欠席でも「振り替えOK」にしています。振り替えの申し込みは、欠席の前でも後でもOKですし、欠席することが事前に判る場合は当該欠席日より前へ振り替えることも可能としています。また、教室都合の休講・閉講であっても各生徒にとって損失にならないようにするため、希望日への振り替えも可能です。こうした柔軟性が生徒さんや保護者の方々に評価されているのかもしれませんね。
伸び盛りの男子2名が、向かい合って切磋琢磨しています。
小5の生徒は珠算・暗算ともに5級の検定試験に合格し、現在どちらも4級の練習をしています。まだ1ヶ月も経っていませんが、このまま行けば間もなく珠算4級の合格圏内に入ると思われます。暗算4級については急がず焦らずマイペースで伸ばしていきます。
中3の生徒は受講を開始して半年未満、検定試験を受ける前に既に珠算7級を練習しています。その7級も現時点で安全合格圏に達しており、まもなく6級の練習に進みます。この分だと、初めての検定試験を6級で受ける可能性も出てきますが、無理しない選択も、チャレンジする選択も、しっかり考えた結果であれば尊重したいと思っています。
2年生から5年生まで、そして10級から6級まで、4人揃って練習する風景は初めてです。思わず写真を撮ってしまいました(笑)
どの子も真面目に黙々と、集中して練習に取り組んでいます。1年生から始めた子もいますが、いつも楽しく通ってくれています。
まだ学校で掛け算を習っていないのに、教室では九九の暗唱を始めました。
この教室を開いて約10ヵ月、少しずつですが生徒も増え、現在は小1から中3まで全部で8人の生徒が通っています。小1の子は保育園年長時から通っており、先日から10級の練習に進みました。
先日は日本珠算連盟の主催する検定試験で、みごと珠算5級と暗算5級に合格した男の子もいます。
この教室の現在の運営方針と指導方法がうまく機能しているのかなと、多少「自画自賛」気味ではありますが、感じているところです。このように、これまで概ね順調に来られましたが、これに慢心することなく、常に新たな気付きと改善意欲をもって、受講者ひとりひとりに寄り添った最高の教授を行っていけるよう努めてまいります。
そろばん経験のある女の子がやってきました。珠算6級、暗算6級の実力です。
おとなしくて、もの静かな性格なのか、それともカメラに緊張しているのか…。
もしかしたら先生(私)のこと、少しコワイと思ってるのかな(笑)?
大丈夫ですよ。明るく楽しく、そして優しく教えますからね、安心してください。
急がず慌てず流されず、いちばん効果的な指導方法を確かめながら進めていきますかね。
早く教室に慣れて、仲間に打ち解けて、明るい笑顔が見られるのを楽しみにしています。
向上意欲旺盛な女の子です。
学校の算数で初めて「そろばん」を教わったとき、時間数が少なかったため十分理解できなかったことに納得できず、「もっとキチンと理解したい」と考えたのが、そろばん塾を探した動機のようです。この教室への受講も自分で決めました。
短期間で基礎練習を終了し、9・10級のテキストを始めて二日目の今日、あっという間に9級合格レベルの点数を取得しました。「意志と意欲に勝るものなし」を体現しているかのようです。
そして最も大切なことは、「楽しんでいるかどうか」だと思います。幸いこの女の子は「そろばんが楽しい!」と言ってくれており、講師の私としても大変うれしく思っています。まさに講師冥利に尽きるとはこのことではないでしょうか?
「一心不乱」のようにも見え、
「オシャマさん」のようにも見え…。
まさに今、脳みそがギュンギュンと高速回転している最中です。
これを続けることで、ここ一番というときの「集中力」が高まっていきます。
そして、集中力そのものの「底値」が高い位置にとどまる(常態化する)ようになっていきます。
「計算力を高めたい」との動機で、自らの意志でソロバンを始めました。
まったく初めてとのことですが、十分な基礎学力があるのでドンドン吸収し、上達しています。
最初は指使いに慣れず苦労していましたが、それもアッという間に克服することでしょう。
現在は9・10級のテキストを練習しています。
本人の希望する「計算力の向上」はもちろんですが、一定時間ジッと集中して計算を行うことで「集中力」も身に付きますよ。その集中力は、そろばんに限らず様々な場面で発揮できるようになります。学校の勉強、自分の趣味、家庭での手伝いなど。
そして、こうしたことを積み重ねていくことで、集中力の持続時間も長くなっていきます。ですので、受験勉強にも役立ちますし、大人になって仕事を持ったときにもその効果が大いに期待できます。そのためにもできるだけ長くソロバンを続けてもらいたいものです。
天神山そろばん教室の最初の生徒さんです。まだ他の生徒さんがいない中でも明るく朗らかに練習に励んできました。
その成果は「進級」というかたちで着実に現れます。もちろん小さな足踏みはありましたが、それを乗り越えるごとに逆に「グンッ、グンッ!」と二歩前進する上達ぶりです。
現在「珠算7級」を練習中です。ここ数回連続で合格点が取れてます。まもなく「珠算6級」に進むでしょう。そのときに合わせて「暗算」の練習を始めることにしています。
初めての暗算にちょっぴり不安もある様子。本当の気持ちがこぼれますが、そんな素直な女の子です。だいじょうぶですよ! 我流に走らず先生の教えることを素直に受け入れて一歩一歩確実に成長してきたアナタですから、暗算もきっとすぐに慣れて、できるようになるからね。自信をもって取り組んでいきましょう。
今は、新しい生徒も増えて「立派なセンパイ」「頼れるお姉さん」的な存在です。
そのことに、本人は気が付いていないかもしれませんね。
でも、もしかしたら、その方が良いのかもしれません。プレッシャーに感じたらイヤになる可能性もありますから…… デリケートな問題ですから、気を付けて様子を見ていきたいと思います。
ソロバンを始めて約2ヵ月半。基礎的なステップを順調に進み、今日は「繰り上げ」の壁をブレイク・スルーし、「繰り下げ」の練習を始めました。
「そろばん大好き!」な女の子、楽しくて楽しくて仕方ない。
カメラを向けると、照れくさくて、可笑しくて、ついつい笑顔がこぼれちゃうお茶目なはにかみ屋さんです。
もうすぐ10級の練習に進めそうです。
でも、新学年にあがって、新しいお友達と新しいお勉強が始まり、新しい環境での生活も始まりました。急がず焦らず、マイペースで良いですから「楽しく」をイチバンに考えて先生と一緒に頑張りましょうね!
今日は、初めて珠算5級の合格点が取れた日です。
目標は3級合格です。
暗算も先週、5級の合格点が取れました。
珠算も暗算も頑張りたいです。
講師の私も、彼の上達、成長が楽しみです。
各位(くらい)の数の大きさの違いを理解させるため、見た目がまったく同じの「珠」ではなく、500円玉、100円玉、50円玉、10円玉、5円玉、1円玉を盤面と同じように並べ、盤面と見比べてみます。
好きなキャラクターを選ぶことで、これから行う勉強にスムーズに入っていきます。
文字(数字)で表された数の「概念」を、実体のある「おはじき」を使って具体的な「数の大きさ」に変換して概念に紐付けします。また、異なるお皿に取り分け、あるときは混ぜ合わせ(足し算)、またあるときは取り除き(引き算)、数の移動を映像化して理解を深めます。
「おはじき」でとらえたイメージがホットなうちに、ソロバン上で再現します。
「おはじき」の中に、5玉を意味する「ボタン」を含めておきました。
年長から小学1, 2年生ぐらいの児童には、ソロバンを模した硬貨(自作の教具)を使って、桁(けた)や位(くらい)の概念、各珠と金額の関係を説明することで、実生活上の現物と抽象的な概念空間とを関係付けながら易しく理解を促していきます。
キャラクター・プレート(自作の教具)とおはじきを使って、おはじきを異なるプレートに乗せたり、おはじきの色で分けたりしながら「区別」を理解し、その区別から発想を飛ばして、①たし算する二つの数や、②数の位や桁などを理解してもらいます。
また、異なるプレート上のおはじきを、合わせたり分けたりと実践を通して足し算・引き算についての認識を深めてもらいます。
タイマーは、実用タイプのほかにも動物タイプも用意していますので、操作できる児童には自分でスタート、ストップを行ってもらっています。児童の皆さんは、自分で自分の開始・終了を決められる、道具を操作できるということが嬉しいようです。
正しい指使いを習得するのは、児童には簡単ではないようです。ある程度進級した児童でも、無意識のうちに誤った指使いをすることがあります。同じ児童でも、できたりできなかったりと、状態が一定しているわけでもありません。まだ定着していないということですね。
ですので、よほどのことがない限り厳しく叱ったり矯正したりすることはせず、タイミングを見計らって繰り返し、優しく教えるのが良いと考えています。
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